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2008-06-26

あぁ なんだ

暗い話っす。
あるいは、結構エグる話っす。


まつっきぃという人間を少し知っていて、そのままでいい方は読まずにどうぞ。
バカヤロウもっと知ってるわいって方は続けてどうぞ。
色々と勉強してきた(厚生省から医者やってもいいよと言われる程度には)。
暗算とか余裕だし(飲み会の勘定は任せて)
血みてもなんともないし、色々なことあってもあわてなかった。


本日15:56 入院から「担当医」として診てきた方が他界。
数日前から気配はあった。

朝・昼と血ガス(動脈血1mlほど採取。色々な情報が分かるのです)とって、夕方だからまた取っておくかなって。ほんとに気軽にいこうとしたら。

病棟に表示されるモニターの数値が異常な幅で変動。

あぁきたか。

担当看護士と訪室。呼吸・心臓の音に耳を傾ける。
疲れちゃったかな。
看護士に痰を取ってもらう。状態よくするためではない。
意識はないけど、少しでも楽に。
家族に連絡。

16:39。ここ数日あまり寝られていない家族が集まる。
彼らの目に自分はどう見えているんだろうか。
彼らの前で、生命活動のないことを告げ、確認。


偶然。

偶然自分が立ち会ってしまった、生命活動の終わりと。
家族が知らされた、いや僕が告げた、彼らの母親の終わりには約40分強の差があって。


こういうときに限って、やたら人の気持ちアンテナが働きやがる。
悲しみが。
その場にいるのは大人ばかり。
大人がこらえられずに。分かりきっていたことでも。
だからこそ強いものとなって体全体に、しびれるように伝わってくる。
僕自身の悲しみなんだろうか。
まさかね。


家族だけの別れの時を済ませ、スタッフ数名で身を清める。
ベテラン看護士と「大変だったねえ」「苦しくなかったかな」と。
多分、僕を気遣っての一言だったんだろう。
偶然ではあっても、僕が病室に入って、そこで生命活動を終えたことについて。
「あぁ、先生を待っててくれたんだろうねぇ」


そりゃ僕が一番あれこれしてたさ。
でも中身は、必ず上級医、はたまた全身大変な人だったから他の科の先生までに確認を求めて。
誰のためでもない。
自分のため。
「この症例について」あまりに不勉強すぎる自分を(国家試験の内容なんて鼻クソです)戒め、できることをなんでもしようと。
だから僕なんかを待ってたわけがないんだ。


でもその一言で救われると同時に、なんかが決壊しかけて。
悲しくないのに、必死にこらえてた。
焼香をして、見送った後も。白衣を着替えて病院を出るまで。


意外だな。
こんな人間くさいとこもあったんだな。
コントロール不良の間質性肺炎の増悪という、医学的にどうしようもないこと。
きっと、同僚が経験した症例としてなら、「しょうがないねー・・・お疲れ様!」なんだろうな。


もっと何かできなかったのか、気づくべきポイントはなかったのか。
理論的にはありえないから。
余計に感情が高ぶるのかな。



尊敬する上級医からも、「先生は研修医として予想外というぐらい頑張った」とねぎらいが。

いつか。
自分も同じ立場になって、似たような状況に遭遇したら。
なにか、少しでも軽くなれるような言葉をかけますよ。先生がそうしてくれたように。



誰を、何を思って涙が流れるのかは分からない。
明日、機械的な文章を、貴方が入院してから去るまでを書かなきゃいけないからかな。
できるなら、もっと、見舞いにきた家族と会話させてあげたかったな。
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comment

管理者にだけメッセージを送る

No title

おれも間際だったり、実際その時だったり、
あるいはその後にキレイにしてあげる場面だったり、
もう二桁はお見送りしてるけど、
その度に、色々と考えさせられるよね、やっぱり。

最初のときから、今になっても変わらずに思うのは
自分はほんとに自分のできるだけを、この方にできてたか、って事。

そしてだんだん変わっていってしまうのは、
「そういうこと」に慣れて行ってしまう自分。
慣れてく自分に自己嫌悪しつつも、もう次の目の前の方の事に
いっぱいいっぱいで、見送る方が増えるごとに、
その方を思う時間は短くなっていくんだよね

でも最初言ったほうの後悔だけは、
次に見送るときは、もっと少なくできたらいいな、って
そう思って、いま目の前にいる方と接してる、つもり、かな。

「実際どうだったか」はその方だけのものだから、俺にはわからないし。
だったらせめて、その方が最後に残したもんを、
これからの自分にとって、マイナスじゃなくプラスにすることが、
供養にもなってないけど、その方への礼儀かな、って
それすらエゴだけど、俺はそう思う事にしてる。

泣きたい気持ちになれるうちは、泣いておいたほうがいいよ。
おつかれさま、まつん。

No title

初めての経験でもあり、これからも通っていかなければならない道であり・・・。

本当にお疲れ様です。

全ては1つ1つの経験が積み重なって覚えていくものだと思いますので、
ありきたりの言葉で申し訳ないけど、頑張って立ち向かっていって下さい!

読んでいてちょっと泣きそうになったのはここだけの話w
昨年祖父が他界した時、身内の者は誰も最期を看取ってあげられなかったので。

No title

>ぼるぼる

うむー。その度に、その場面ごとにね。
なんつーかのぅ。
人って不思議なもんだなー・・・と。

>みゅー

( ̄ー ̄)
人の一生を左右する出来事に嫌でもかかわるって気持ちでやってますたぃ。月並みでも応援ありがたいっす。
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Author:まつっきぃ


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